シエナを13:10に出たバスは、14:38、サン・ジミニャーノに到着。
わずか1時間半ではあるが、隣りに座った黒人が大きくて窮屈だったから、結構疲れた~。
サン・ジミニャーノは、簡単に言えば塔の町、世界遺産。詳しくはwikiで。
まずは帰りのバス停がどれかを確認してから観光だ!と、動いたものの、わからなくて・・・「まぁいいや」で観光開始。
なにやら高い位置のようで、見晴らしが良い。
サン・ジョヴァンニ門の先には、店、店、店。
レザーバッグと陶器のお店が多く、革製品好きとしてはちょっと興奮しちゃう通りでした。
とりあえず昼がまだだったので、近くにあったピザ屋でモッツァレラのヤツを。2.8ユーロ。
観光のメイン通りなのに、安い!そして美味い。
雨がポツポツ降り出したので、避難がてら革製品のお店に入ってみたら、カバンも財布も、そんなに高くない。
はっきり言って、意外。観光客多いのに。
塔の町という事で、ドゥオーモ広場に立ってその場でぐるっと1回転すると、7本の塔に囲まれているのがわかる。
チステルナ広場には13世紀に作られた井戸が。
ドゥオーモに4ユーロで入場。
入ってすぐにOLGA NIESCIERさんとANDREA ROGGIさんの作品が。
こっちがオルガさんかな?
この人の絵は好きになった。
こっちがアンドレアさんかな。
どちらも木をモチーフにしている。
壁一面フレスコ画。
またすごい数の矢ですね。
こんなのにドアの前を占拠されたら逃げ場がないでしょう。
ギルランダイオの「聖女フィーナの生涯」
地球の歩き方によると、「町の守護聖女サンタ・フィーナが15歳で天に召された日に、この町の塔に黄色いスミレの花が咲き乱れたという伝説のある彼女の生涯を描いた物」らしい。
だから聖女フィーナは、別名スミレの聖女。
良い天井。
Torre Grossa(グロッサの塔)に登るべくチケットオフィスに行く。
7.5ユーロと、塔にしては高いと思ったら、市立美術館との抱き合わせ価格だった。時間的に塔だけで良いのに。
塔の町に来ておいて塔に登らないなんてちょっと楽しいけど、そこはさすがに7.5ユーロ払ってさくっと登ってやりました。
ここは階段が広くて、最後のハシゴ以外はとても登りやすいです。
晴れならシエナと良い勝負ができたかもしれない眺め・・・残念ながら、強風に雨も混じっているから長居できなかった。
美術館もさっと済ませて、
外に出たらいよいよ雨が本格的に。
早すぎるくらいあっさりだけど、まずまず満喫できたし、バス停に戻ろう・・・としたその時、やたらと人口密度の高い場所が目についた。
「何だ、この人だかりは?」と、見てみたら、ジェラテリアの行列と、アイス片手に写真を撮ったり食べたりする人たちだった。
ちょうどそろそろジェラートでも齧ってやろうかと思っていたので、喜んで近づいてみると、そこは・・・
なんと、ジェラート世界チャンピオンの店だった!!(2回優勝している)
Gelateria Dondoli
そりゃ人気なわけだ、この雨降りで。
白い服の人がオーナーっぽい。
自らポストカード(サイン入り)を配って、並んでいる人に一人ずつ何やら話しかけている。
自分の番がやってきた。
Where are you from?にJapanと答えて、「コニチハー」と返ってきた。接客に力いれてるなぁ・・・。
どのフレーバーにしようかワクワクで入店、色々あるから即断は難しい。
まずはコーンかカップか選ぶ。当然コーンだ。
次に2つのせ用、3つのせ用から選ぶ。
3つだと落っことしちゃいそうで嫌なので、2.5ユーロの2つのせで。
最後に、のせるジェラートを選んでほしい、と。
敢えてバニラやチョコを嫌って、マンゴーとcocco(ココナッツ?)を選択。
「コーンは2.5ユーロで、ジェラートはいくらなんだろう?全部で6ユーロくらいかなぁ?」と思ったら、お会計2.5ユーロ。
込みとは意外っていうか、安すぎる!
観光地でこれだけ繁盛していて、これ以上ない肩書があるのにこの値段。
あきらかに「たくさんの人に味わってもらいたい」ってヤツでしょう。
肝心のお味の方は、とても濃厚で、滑らかで・・・って、いつも嫌っているテレビの食レポの大げさな感じを自分がやることになるとは。
美味しかったぁ~。
もう1回並ぼうか本気で考えたほど。
雨に濡れていなかったら、絶対買っていた。
と、いうことで、最低でも観光の行きと帰りに1回ずつ食べることをおすすめします。
さらば、サン・ジミニャーノ!次があれば革製品も買いたい。
帰りのフィレンツェ行きのバス停は、結局わからなかったので、それっぽい所に並んで待つ。
ここです。
ここ。ストリートビュー便利ですねー。
時刻表を見てもフィレンツェ行きかハッキリしなかったけど、人が多かったからここに違いない、と。
待っている間にとんでもない雨になって、この小さな屋根に守られて、豪雨をしのぎました。
音を立てて降っていましたよ。
遅れてやってきたバスに乗り込む際、運転手に確認したら、フィレンツェSMN行きで合っていた。
ただ、まっすぐフィレンツェには帰れず、ポッジボンシという所で乗り換えがあり・・・これが来るの遅かった~!
1時間待っても来ないから「ひょっとして違う所で待っているんじゃ」と不安になって、3つくらいある停留所を行ったり来たり。
3,4台はバスが来る度に「フィレンツェ?」「ノ」ってやり取りを繰り返しました。
まぁなんとかなりましたけど、フィレンツェに着く頃には、もう夜になっちゃいました。満足!
フィレンツェからバスで行くシエナとサン・ジミニャーノ、ぜひ挑戦してみてください。バス安いですし。
つづく。
余談ですが、調査不足なシエナからのサン・ジミニャーノ行きで苦労した話を少し。(朝、突然決めたんだからしょうがないけど)
近場のバス停でも行けるんだろうけど、よくわからないのでグラムシ広場のバス停に戻り、サン・ジミニャーノ行きの130番バスを探す。
ちなみに、このバス停には地下のチケット売り場に有料トイレあり。たしか50セントだったはず。
130番はあっさり発見できたが、念のため「サン・ジミニャーノ?」と、運転手に聞いてみたら「ノー」
はぇ!?って驚いた。
「そこにいる運転手達に聞いてみてよ」と言うので、すぐ近くで立ち話中の運転手集団に聞いてみたら、「ストラーダ」と。
なんだろ・・・バスの名前?
どのバスかは教えてくれないけど、ここには来ないとも言わずに、口を揃えてストラーダと言う運転手達・・・
さっきの運転手も、自分の運転するバス以外の事は知らないという態度だったし・・・結局停まっているバスのどれかだろう。
再び辺りを探ってみると、さっきのバスの前に停まっているバスも130番で、
「なんで2台あるんだね・・・」と、思いましたが、
そのバスについている電光掲示板にstradaの文字が流れたような気がしたので、これか!と運転手に聞いてみたら、正解。
結局130番が2つある紛らわしさがなんなのかよくわからなかったけど、最悪手当たり次第聞いてまわればなんとかなるって話。
でも、帰りのほうが難しかったなぁ・・・。
わずか1時間半ではあるが、隣りに座った黒人が大きくて窮屈だったから、結構疲れた~。
サン・ジミニャーノは、簡単に言えば塔の町、世界遺産。詳しくはwikiで。
まずは帰りのバス停がどれかを確認してから観光だ!と、動いたものの、わからなくて・・・「まぁいいや」で観光開始。
なにやら高い位置のようで、見晴らしが良い。
サン・ジョヴァンニ門の先には、店、店、店。
レザーバッグと陶器のお店が多く、革製品好きとしてはちょっと興奮しちゃう通りでした。
とりあえず昼がまだだったので、近くにあったピザ屋でモッツァレラのヤツを。2.8ユーロ。
観光のメイン通りなのに、安い!そして美味い。
雨がポツポツ降り出したので、避難がてら革製品のお店に入ってみたら、カバンも財布も、そんなに高くない。
はっきり言って、意外。観光客多いのに。
塔の町という事で、ドゥオーモ広場に立ってその場でぐるっと1回転すると、7本の塔に囲まれているのがわかる。
チステルナ広場には13世紀に作られた井戸が。
ドゥオーモに4ユーロで入場。
入ってすぐにOLGA NIESCIERさんとANDREA ROGGIさんの作品が。
こっちがオルガさんかな?
この人の絵は好きになった。
こっちがアンドレアさんかな。
どちらも木をモチーフにしている。
壁一面フレスコ画。
またすごい数の矢ですね。
こんなのにドアの前を占拠されたら逃げ場がないでしょう。
ギルランダイオの「聖女フィーナの生涯」
地球の歩き方によると、「町の守護聖女サンタ・フィーナが15歳で天に召された日に、この町の塔に黄色いスミレの花が咲き乱れたという伝説のある彼女の生涯を描いた物」らしい。
だから聖女フィーナは、別名スミレの聖女。
良い天井。
Torre Grossa(グロッサの塔)に登るべくチケットオフィスに行く。
7.5ユーロと、塔にしては高いと思ったら、市立美術館との抱き合わせ価格だった。時間的に塔だけで良いのに。
塔の町に来ておいて塔に登らないなんてちょっと楽しいけど、そこはさすがに7.5ユーロ払ってさくっと登ってやりました。
ここは階段が広くて、最後のハシゴ以外はとても登りやすいです。
晴れならシエナと良い勝負ができたかもしれない眺め・・・残念ながら、強風に雨も混じっているから長居できなかった。
美術館もさっと済ませて、
外に出たらいよいよ雨が本格的に。
早すぎるくらいあっさりだけど、まずまず満喫できたし、バス停に戻ろう・・・としたその時、やたらと人口密度の高い場所が目についた。
「何だ、この人だかりは?」と、見てみたら、ジェラテリアの行列と、アイス片手に写真を撮ったり食べたりする人たちだった。
ちょうどそろそろジェラートでも齧ってやろうかと思っていたので、喜んで近づいてみると、そこは・・・
なんと、ジェラート世界チャンピオンの店だった!!(2回優勝している)
Gelateria Dondoli
そりゃ人気なわけだ、この雨降りで。
白い服の人がオーナーっぽい。
自らポストカード(サイン入り)を配って、並んでいる人に一人ずつ何やら話しかけている。
自分の番がやってきた。
Where are you from?にJapanと答えて、「コニチハー」と返ってきた。接客に力いれてるなぁ・・・。
どのフレーバーにしようかワクワクで入店、色々あるから即断は難しい。
まずはコーンかカップか選ぶ。当然コーンだ。
次に2つのせ用、3つのせ用から選ぶ。
3つだと落っことしちゃいそうで嫌なので、2.5ユーロの2つのせで。
最後に、のせるジェラートを選んでほしい、と。
敢えてバニラやチョコを嫌って、マンゴーとcocco(ココナッツ?)を選択。
「コーンは2.5ユーロで、ジェラートはいくらなんだろう?全部で6ユーロくらいかなぁ?」と思ったら、お会計2.5ユーロ。
込みとは意外っていうか、安すぎる!
観光地でこれだけ繁盛していて、これ以上ない肩書があるのにこの値段。
あきらかに「たくさんの人に味わってもらいたい」ってヤツでしょう。
肝心のお味の方は、とても濃厚で、滑らかで・・・って、いつも嫌っているテレビの食レポの大げさな感じを自分がやることになるとは。
美味しかったぁ~。
もう1回並ぼうか本気で考えたほど。
雨に濡れていなかったら、絶対買っていた。
と、いうことで、最低でも観光の行きと帰りに1回ずつ食べることをおすすめします。
さらば、サン・ジミニャーノ!次があれば革製品も買いたい。
帰りのフィレンツェ行きのバス停は、結局わからなかったので、それっぽい所に並んで待つ。
ここです。
ここ。ストリートビュー便利ですねー。
時刻表を見てもフィレンツェ行きかハッキリしなかったけど、人が多かったからここに違いない、と。
待っている間にとんでもない雨になって、この小さな屋根に守られて、豪雨をしのぎました。
音を立てて降っていましたよ。
遅れてやってきたバスに乗り込む際、運転手に確認したら、フィレンツェSMN行きで合っていた。
ただ、まっすぐフィレンツェには帰れず、ポッジボンシという所で乗り換えがあり・・・これが来るの遅かった~!
1時間待っても来ないから「ひょっとして違う所で待っているんじゃ」と不安になって、3つくらいある停留所を行ったり来たり。
3,4台はバスが来る度に「フィレンツェ?」「ノ」ってやり取りを繰り返しました。
まぁなんとかなりましたけど、フィレンツェに着く頃には、もう夜になっちゃいました。満足!
フィレンツェからバスで行くシエナとサン・ジミニャーノ、ぜひ挑戦してみてください。バス安いですし。
つづく。
余談ですが、調査不足なシエナからのサン・ジミニャーノ行きで苦労した話を少し。(朝、突然決めたんだからしょうがないけど)
近場のバス停でも行けるんだろうけど、よくわからないのでグラムシ広場のバス停に戻り、サン・ジミニャーノ行きの130番バスを探す。
ちなみに、このバス停には地下のチケット売り場に有料トイレあり。たしか50セントだったはず。
130番はあっさり発見できたが、念のため「サン・ジミニャーノ?」と、運転手に聞いてみたら「ノー」
はぇ!?って驚いた。
「そこにいる運転手達に聞いてみてよ」と言うので、すぐ近くで立ち話中の運転手集団に聞いてみたら、「ストラーダ」と。
なんだろ・・・バスの名前?
どのバスかは教えてくれないけど、ここには来ないとも言わずに、口を揃えてストラーダと言う運転手達・・・
さっきの運転手も、自分の運転するバス以外の事は知らないという態度だったし・・・結局停まっているバスのどれかだろう。
再び辺りを探ってみると、さっきのバスの前に停まっているバスも130番で、
「なんで2台あるんだね・・・」と、思いましたが、
そのバスについている電光掲示板にstradaの文字が流れたような気がしたので、これか!と運転手に聞いてみたら、正解。
結局130番が2つある紛らわしさがなんなのかよくわからなかったけど、最悪手当たり次第聞いてまわればなんとかなるって話。
でも、帰りのほうが難しかったなぁ・・・。
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